【開催レポート】 第7回 最終発表会<アイデアがあしたの佐原を創る!私の提案・挑戦>
第7回 最終発表会<アイデアがあしたの佐原を創る!私の提案・挑戦>
香取市、江戸優り佐原を舞台に、地域を元気にするプランを共創する実践型プログラム、「佐原のあしたPROJECT」。第四期の第7回 最終発表会<アイデアがあしたの佐原を創る!私の提案・挑戦>を実施いたしましたので、ここでは、その様子をお伝えしていきます!
開催概要
【開催日時】2025年10月4日(土) 13時30分 〜17時00分
【会場】みんなの賑わい交流拠点コンパス 小野川ホール
【テーマ】第7回 最終発表会<アイデアがあしたの佐原を創る!私の提案・挑戦>
【審査員】
佐原信用金庫 理事長 小森哲 様
株式会社Coelacanth 代表取締役 佐藤穂奈美 様
佐原みらい運河株式会社 代表取締役 前田麻紀子
【コメンテータ】
千葉大学社会科学研究院 教授 関谷昇 様
千葉工業大学創造工学部 教授 田島則行 様
【来賓】
香取市 生活経済部長 平野靖 様
佐原商工会議所 まちづくり観光室長 椎名喜予 様
千葉大学国際学術研究院 教授 片桐大輔 様
7月からスタートした佐原のあした第四期の第1ステージも第7回の最終発表会を迎えました。
最終発表会は、受講者が3ヶ月かけて考えた実践プランを発表し、審査が行われます。そして、見事受賞したチームは第2ステージに進出し、実践を加速するための賞金やサポートが受けられます。
第四期の最終発表会は過去最多の16組のエントリーがありました。最初に5分間のプレゼンテーションをおこない、4組ごとに審査員からのご講評をいただきました。
講座の中で交流が深まりチームを組んで発表する受講生や、動画を活用した発表、生演奏を活用した発表など、それぞれの受講生の個性が出たとても素晴らしい発表でした!
特に今期は、自分の「やりたいこと」や「想い」がより伝わる発表が多く、佐原のあした独自の温かさに溢れた発表会でした。
全組のプレゼンテーションが終了した後、審査員は別会場に移動し審査会が行われました。また、同時にメイン会場では、受講者、観覧者からの応援コメントを送り合う「共感投票」を実施しました。楽しそうにお互いのプランや努力を讃え、応援することは「佐原のあしたPROJECT」ならではの素敵な瞬間だなと感じました。
白熱した審査が終了し、いよいよ受賞プランの発表です。
今期は5組のプランが受賞となりました。
アヤメ賞は、【馬力】小鴨綾子さん、竹内英里子さんによる、「癒された馬が人を癒す引退馬を救い、心を癒し、佐原を元気にする新プロジェクト」です!
ホースパワーというとても素敵なチーム名で、ご自身の素敵な経験をもとに、引退馬が佐原を盛り上げるプランを発表されました。佐原を「馬で世界に誇れる町」へという目標を掲げ、とても想いのこもったプランでした!
フジ賞は、安野武さんによる「佐原いもBAR[IMOMO]」です!
IMOMO(イモモ)というとても可愛らしい名前で、とても食べやすいサツマイモスイーツについてのプランです。とっても魅力的な焼き芋ですが、食べるときに手が汚れてしまったり、皮を剥くのが大変だったり、ゴミが出てしまったり、、、そんな問題を美味しく解決するために考えられたのが、佐原いもBAR[IMOMO]です!ご自宅で試作品を作ってみたそうで、美味しすぎてあっという間に無くなったそうです。佐原の町並みの中でお芋を美味しく気軽に食べられる日を楽しみにしています!
アジサイ賞は、田畑光義さんによる「香取アートがあるすフェスターアートでつなぐ香取のミライー」です!
香取でよりアートを楽しむ文化を創っていくために、香取にゆかりがあるアート作家さんの作品や子ども達の作品の展示をはじめとして、町中に設置された展示をスタンプラリーで巡っていくなど、とても創造的なプランでした。発表の中では、実際にアート作品を見せ、アートの受け取り方の多様さを伝えてくれたのが印象的でした!
ツツジ賞は、下川佑也さんによる「佐原発祥のマーチングバンド!?おらんだ楽隊発信計画」です!
千葉県の指定無形文化財の指定を受けているおらんだ楽隊。カラフルな衣装を着て、お囃子を演奏しながら練り歩く、とっても素敵なおらんだ楽隊の一員でもある下川さん。発表の冒頭には、実際の衣装を着て、演奏をしながら登壇されました。今期の最終発表会で多くの人に印象に残った発表だったのではないでしょうか?
ハス賞は、【農園つながり盛り上げ隊】中山愛さん、渡辺彩さん、杉山義幸さん、椎名昴生さん、豊田さくらさん、今村修也さんによる「山田ふるさと農園プロジェクトver.0.5」です!
講座の中で結成された農業未経験者6名のチームで、香取市の市民農園である山田ふるさと農園を盛り上げていくプランです。土に触れ、地域に関わるきっかけとして、農業を体験し農園を楽しみたい。そんな想いで結成されたチームです。早速ヒアリングを実施したり、農園の一区画を契約したり、苗をゲットしたり、、、すでに実戦に向けて力強く行動していました!発表では、受賞できなくても活動するという宣言もあり、非常に応援したくなるプランでした!今後も仲間の輪を広げていって活動されるのを楽しみにしています!
どのプランもご自身の「色」が出た発表で、応援したくなるものが非常に多かったです!
最後は、楽しく集合写真を撮り、交流していました。受賞の有無に関わらず、観覧者や事務局、受講者同士が今後の活動を応援していく佐原のあしたの素敵な瞬間が見れました!
会場には、来賓の方々、サポーターの皆様を始め、これまでの受講生や多くの地元の方々に来ていただきました。最終発表終了後も「佐原のあしたPROJECTメンバー」一同、佐原を盛り上げていきますので、引き続き応援よろしくお願いします!
佐原のあしたPROJECT サポーターのご紹介
落合真弘(佐原みらい運河)
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