【開催レポート】第4回講座<問いと想いをカタチに!プラン創造ラボ>

第4回講座<問いと想いをカタチに!プラン創造ラボ>開催レポート


香取市、江戸優り佐原を舞台に、地域を元気にするプランを共創する実践型プログラム、「佐原のあしたPROJECT」。第四期の第4回講座<問いと想いをカタチに!プラン創造ラボ>を実施いたしましたので、ここでは、その様子をお伝えしていきます!


開催概要

【開催日時】2025年8月23日(土) 13時30分〜16時00分

【会場】みんなの賑わい交流拠点コンパス 展示スペース

【テーマ】第4回講座<問いと想いをカタチに!プラン創造ラボ>


はじめに、事務局の阿部さんに第3回講座の振り返りをしていただきました!それぞれの内容の要点をわかりやすく説明していただきました。その後、アイスブレイクとして、「休日の過ごし方」についてシェアをしました!休日の過ごし方ひとつとっても一人一人のこだわりが見えてくるはずです。第4回講座のキーワードでもある「こだわり」に注目し、休日の過ごし方のこだわりをシェアしました。やはり楽しい休日について話しているからか、非常に楽しそうにシェアをしているのが印象的でした!


今回は、「問いをプランに育てること」を目的に学んでいきました!今までたくさん見つけてきた問いや想いを実際にプランにするにはどうしたらいいのかを講演やワークから学びました。


初めに、「田んぼのがっこうプロジェクト」の増田さんに活動についての講演をしていただきました!増田さんは、佐原のあしたプロジェクト第二期の第2ステージ進出者で、千葉県内外の都市近郊に住む子どもとその家族を対象として、佐原の田んぼで自然体験、探究型学習、古民家宿泊をして水郷地域を体感してもらう「田んぼのがっこう」という活動をされています。たくさんの素敵な写真を見せていただきながら、田んぼのがっこうについてや、田んぼのがっこうが出来上がるまでの経緯を聞かせていただきました。受講生の皆さんもこれからプランの作成に向けて解像度が高まったと思います!


話を伺った後は、トークセッション「プランができるまでと、できてから」ということで、ナビゲーターの落合も交えて、お話を聞かせていただきました。前回に引き続き増田さんの「問いスタイル」や、ここまでいろんな方に応援していただいている秘訣などを伺わせていただきました。お話の中でアートプロジェクトが没になったという話があり昔の構想を伺わせていただくと、受講生から「一緒にやりたい!」という声も出て、増田さんも「今ならできるかも?」とおっしゃっていました。他の人のプランに面白いと思い、一緒にやってみたいという声が集まるのは「佐原のあしたPROJECT」の良さでもあるので、非常に素敵な瞬間でした。


その後、プランの軸について考えるワークを行いました。「誰を幸せにしたいか」をキーワードにプランの軸を考えていきました。意外と見失いがちなこのポイントを丁寧に構想していくことで、「How」だけが先行することがないように心がけました。


次に、アイデアの幅出しを行いました。「オズボーンのチェックリスト」というビジネスフレームワークを用いて、いろんな側面からプランのアイデアをつくっていきました。なかなか難しいワークで、頭を捻って考えていました。アイデアを考えるための参考になればと思います。


最後に、多様なアイデアの中から、1つに絞り、実際のプランについて考え始めました。今までのワークを振り返りながら、考えていきました。プランを考え始めるとそれぞれの受講生の色が一気に出てきていて、非常に魅力的な空間でした。


第4回で皆さんが順調にプランを作り上げていってくれて、非常に嬉しく思います。プランの構想にワクワクするみなさんに次回講座で会えるのを楽しみにしていますー!


第5回講座でもお待ちしております!

【開催日時】2025年9月6日 13時30分〜16時00分

【会場】みんなの賑わい交流拠点コンパス 小野川ホール

【テーマ】第5回講座<解像度を上げる!創発でアイデアをブラッシュアップ!>


落合真弘(佐原みらい運河) 

佐原のあした PROJECT

歴史的な町並みが残る千葉県佐原を舞台に、地域の様々な課題に対して、伝統や地域資源、ネットワーク、デジタル技術を組み合わせて、同じ志をもつ仲間たちと一緒に、地域を元気にするプランを共創する実践型プログラムです。