【開催レポート】第7回 最終発表「あしたは自分たちで創る!プランを実践に移そう!」
7月からスタートした第1ステージも第7回の最終回となりました。
最終回は、受講者が実践プランを発表し審査が行われる「最終発表」で、中間発表とおなじく、みんなの賑わい交流拠点KOMPASの小野川ホールで行われました。
これまで6回の講座プログラムの中で行ったグループディスカッションや発表を経てチームを組む人もおり、最終発表は過去最多の14組のエントリーがありました。
最初に4分のプレゼンを行い、その後審査員やコメンテーターからの質疑応答を2分間行うという形式で進行しました。
制作予定のアニメーションPVや自作のダンボール家具の持ち込み、プレ実践の報告や動画を使ったプレゼンなど、どのチームも中間発表からブラッシュアップされていて、とても素晴らしい発表でした。
全組のプレゼンが終わった後、審査員は別会場に移動し審査会が行われました。また、同時にメイン会場では、受講者、観覧者からの応援コメントを送り合う共感投票を実施しました。
これまで同じ空間で同じプログラムを受け、時には懇親会などで交流した仲間たちからの応援コメントは、受賞の有無に関わらず今後の財産となったと思います。
審査会が終了し、いよいよ受賞プランの発表。今期は4組のプランが受賞となりました。
アヤメ賞は、香取サブカル観光PR課(稲村美月さん、奥岳洋子さん)による「かとり再発見(仮) 香取埋蔵コンテンツ発掘&観光導線創出プロジェクト」
アニメを作るスキルのある稲村さんが、選択テーマの「小見川(善光寺)の『腹切り様』の物語を観光コンテンツ(アニメ、映画など何でも)にする」に取り組み、さらに奥岳さんがそれら地域の埋蔵コンテンツを観光のフックとして展開し現地への導線へつなげる、といった複合プランでした。
自由テーマで「高校生の発表の場を地域に創出」と設定した、宮野悠里さんの「ハイスクールロックでエモーション×ローカル×コミュニケーション」がフジ賞を受賞
地域の未来を担う若者、特に高校生の文化体験を高める提案が評価されました。
選択テーマ「スローシティ/スローフードで佐原を盛り上げる」を選択したチームYYTプロジェクト(磯島武史さん、金澤佑泉さん、境悠作さん)による「発酵アンテナショップ kamoshi-dokoro を運営したい!」がアジサイ賞を受賞。
10月の発酵サミットを開催を控え盛り上がる佐原で発酵食をテーマにした拠点フックとした観光コンテンツをつくり、また隣町の神崎との面的展開が特徴のプランでした。
(当日、都合により磯島さんは欠席)
最後も同じく選択テーマ「スローシティ/スローフードで佐原を盛り上げる」を選択した、久保田咲音さんの「食べて感じる香取 ー香取をまるっと感じる香取丼ー」がツツジ賞を受賞しました。
地域の特産を取り入れたメニューを自身の目線で捉え直し、SNSでバズらせるといった高校生ならではの新鮮な感性が魅力のプランで、見事受賞となりました。
どのプランも魅力的でそしてワクワクするプレゼンが多く、事務局としてはどれが受賞してもおかしくないと、ドキドキしながら審査発表を聞いていました。
最後は恒例の集合写真。最終発表まで走り抜けた受講者の皆さんの表情は、受賞の有無に関わらず皆晴れやかでした。
会場には来賓の方々を始め、これまでの受講生や多くの地元の方々に来ていただきました。会場参加型よる共感コメント投票では、「ぜひ実現してほしい!」「コラボしましょう!」など、多くの応援コメントが寄せられました。
最終発表終了後も「佐原のあしたPROJECTメンバー」で一緒に佐原を盛り上げていきますので、引き続き応援よろしくお願いします!
レポート作成:
佐々木一成(関内イノベーションイニシアティブ)
あらいきよてる(関内イノベーションイニシアティブ)
0コメント