千葉県立佐原白楊高等学校の総合学習の授業にて、佐原のあしたPROJECTの取り組みをご紹介しました!

2024年11月14日

千県立佐原白楊高等学校の2年生約200名を対象とした総合学習の授業で、佐原のあしたPROJECTの取り組みをご紹介しました。

この授業は、生徒一人ひとりがやりたいことを考え、挑戦する姿勢を育むことを目的にしており、進路選択に向けた姿勢や学びへのモチベーションを引き出すため、佐原で地域活動を実践しているチームとして、佐原のあしたPROJECTをお招きいただきました!

レクチャーでは、佐原での活動内容やその背景に加え、高校時代の経験やご自身のバックグラウンドについてお話ししました。

まずはじめに、佐原のあしたPROJECTの「佐原ストリートファニチャープロジェクト」の武田充さん(右)と堀越脩仁さん(左)が登壇。

高校のOBとしての視点を交えながら、「高校時代は進路についてあまり考えていなかった。私は人との出会いに関して運が良かったが、運を生かすには準備が必要」「やりたいこと、やれることを100個ずつ書き出してみよう」など、生徒たちが前向きに未来を考えるきっかけとなるメッセージを届けました。

続いて、実践でお世話になっている香取市加藤洲の古民家宿泊施設「塙HOUSE」のオーナーである谷本真里さんがレクチャー。民泊を始める過程で感じた「歩みを止めなければ道は自ずと開かれる」というメッセージを基に、起こした行動を継続することが周囲に与える影響についてお話しました。

また、佐原でまちづくり活動をしている「佐原元気プロジェクト」のメンバーから、我妻里莉さん(右)と松尾悠汰さん(左)が登壇しました。「高校時代にコロナ禍で挫折を経験したが、それを機に新たな目標を見つけ、大学進学へとつながった」という近い世代からのメッセージは、生徒たちにとって共感しやすく大きな励みとなったようです。

また、各チームのお話のあと、生徒の皆さんが関心を持ったチームを選択し、さまざまな質問を投げかけました。「高校時代にやっておいて良かったことはなにか」、「大学のレベルと自分のやりたいこと、どちらを重視するべきか」などといった進路選択に関するダイレクトな質問が次々と交わされており、生徒たちの等身大の悩みに真摯に向き合いながら答える姿が印象的でした。

生徒からは、「目標が見つからなくて不安だったが、いろいろな人との出会いがきっかけになることがわかった」、「自分の将来が楽しみになった」などの反応がありました。佐原で活躍する人生の先輩たちからの熱いメッセージは、生徒たちの心にしっかりと届いたようです。

今後もこうした機会を通じて、佐原のあしたPROJECTの取り組みをお伝えし、地域とのパートナーシップを強化していきます!


記事作成:

よっしー(佐原のあした事務局)

佐原のあした PROJECT

歴史的な町並みが残る千葉県佐原を舞台に、地域の様々な課題に対して、伝統や地域資源、ネットワーク、デジタル技術を組み合わせて、同じ志をもつ仲間たちとともに、これからのローカルビジネスを共創する実践型プログラムです。