【開催レポート】第2回 まちを知る①
第2回のテーマは「まちを知る①」。ゲストに特定非営利活動法人佐原アカデミアの久保健治さんをお迎えし、講義を行いました。後半にはフィールドワークを実施しました。
2回目となる今回は、「まちを知る」のその①。
はじめに、ゲストレクチャーとして久保田さんから「佐原の実践から学ぶ、歴史とまちづくりの深い関係」をテーマに、地域の人でも見落としてしまう課題や資源に着目することの大切さについてお話いただきました。
全7回の講座の中で今回はフィールドワークがある回です。
まち歩きの前に、あらいきよてるさんから「佐原のまちの概要・まち歩きのポイント」について、まち歩きの実体験を基にお話しいただきました。
今回の参加者には、初参加で佐原について詳しくない方、佐原出身や去年に引き続き参加している方がいるため、このふたつのグループに分かれまち歩きを行いました。
まち歩きでは、ワークシートへの書き込みの作業も並行して行いました。初回向けと2回目以降向けにワークシートの内容を変え、初回向けには「なんだコレは!?と思ったもの」「食べたい・買いたいと思ったもの」「月イチで通いたい場所」「足りない・もったいないと感じたもの」の4点、2回目以降向けには「去年と変わった点(良くなったこと・悪くなったこと)」「佐原を知らない人にお勧めしたい場所(日本人に対して・外国人に対して)」「よく訪れる場所(無償、有償)」「足りない・もったいないと感じているもの」の4点に着目してまち歩きをしてもらいました。
会場に戻り、グループディスカッションを行いました。感じたことや気づいたことの共有をグループで行い、その後各チームで出た意見を全体で発表し合いました。
暑い中でのフィールドワークでしたが、受講生からは「様々な視点から見た佐原について知る良い機会となった」という感想もありました。講義の感想でも「視点を変えることで反対の印象を与えることを知ることができ、事業を考える上で活用していきたい」という声もあり、事業アイデアを考案する際に役立つ回となったようです。
レポート作成:
角田優(関内イノベーションイニシアティブ)
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