【開催レポート】第1回 開校式

第1回は「開校式」。

初回は、初参加の受講生と去年から引き続き参加の受講生が集い、プログラムについてのオリエンテーションの他、受講生の自己紹介、京都大学経営管理大学院客員教授の竹林一さんをお迎えし、講義を行いました。

冒頭では、プロジェクトの主催である、株式会社エヌアイデイの阿部学さん、同じく主催の佐原信用金庫の水野隆晴さんより、プロジェクトの概要や目的、課題設定コースの説明など含めたオリエンテーションを行いました。

その後、現地に参加した受講生の自己紹介を行い、プロジェクトに参加した思いや関心のあるテーマについての共有を行いました。

竹林さんによる講演は、「ワクワクする未来へ『藁』も持って歩き始めよう」としてイノベーションをテーマに講義をしていただきました。イノベーションとは何か、どう進めていくのかということを、具体事例も交えながら解説、竹林さんならではの軽妙なトークも相まって心に残るレクチャーとなりました。

終わりに、去年の受講生である千葉工業大学の学生から、第一期の実践として佐原マルシェにおいて活用予定のマルシェ台についての発表がされました。

今回の受講生の年齢は10代から60代。出身も地元の方や東京・神奈川まで様々ですが、去年からの継続参加があることや、自己紹介での意気込みも意欲的なものが多く今後の活動がどのように進んでいくのかが楽しみです。初回を終えた受講生からは、「他の参加者の方の意見もどんどん聞き、仲間をたくさん作っていけたらと思います。」など次回以降の講座を期待する感想が寄せられました。今後の講座を有意義に進められそうな良いスタートとなりました。

レポート作成:

角田優(関内イノベーションイニシアティブ)

佐原のあした PROJECT

歴史的な町並みが残る千葉県佐原を舞台に、地域の様々な課題に対して、伝統や地域資源、ネットワーク、デジタル技術を組み合わせて、同じ志をもつ仲間たちとともに、これからのローカルビジネスを共創する実践型プログラムです。