【開催レポート】第7回 佐原のみらいを描き、仲間と共に実践に移そう!

第7回はいよいよ「最終発表」です。

今回は最終発表!

受講者はこれまで5回のレクチャーとワーク、そして前回の中間発表を通してそれぞれ自分のアイデアを実践プランへと作り上げてきました。

最終発表では、その実践プランを審査員、コメンテーターの前でプレゼンし質疑に答え審査されます。審査員6名の他、特別ゲスト3名、その他観覧者もいるなかでの発表は今までにない緊張感がありました。中間発表と同様の4分という短い時間ではありましたが、前回の経験を踏まえ皆さん自分の想いを発表しきれていたのではないでしょうか。

審査員、コメンテーターの方からは、それぞれの専門分野や知見などからの質問がなされ、デジタル技術、ローカルビジネスの可能性、独自の発想とアイデアの3つの視点から審査がなされました。

その後、審査員が別室に移動し審議スタート。その間会場では、受講者同士が他のアイデアに対してポイント投票や応援コメントを送る「共感投票」を行いました。これまで一緒にセミナーを受け、グループワークをこなしてきた仲間だからこそ交わせるコメントやエールを送り合いました。



審査員が審議より戻り、結果発表。

当初、特別賞を含め4賞の予定でしたが、「独自の発想とアイデア」部門を3つに分け、6名に賞が与えられました。

デジタル技術部門はSNSやWebメディアを使った地域ブランディング案、ローカルビジネス部門はサウナ計画案が受賞。ユニーク賞は、在住外国人向けのやさしい日本語を使った交流コミュニティ案、オリジナル屋台をワークショップで作りマルシェを行う案、趣味の車をもった人が集まれるガレージ計画案が受賞。特別賞として、カッコイイ農家づくりを目指したECサイトの提案が選ばれました。

座学を受けている途中段階ではなかなか具体的プランにまとまらず悩んでいる方もいましたが、グループワークや個別相談を通してプランを練り、最後まであきらめずにまとめ上げ発表まで至った受講生の清々しい表情に運営チームも心打たれました。受賞まで至らなくとも、今後一緒にコラボレートできる仲間が見つかった受講生もいました。

各賞授与の後は集合写真をパチリ。11月からは実践フェーズとなる第2ステージがスタートします!



レポート作成:

あらいきよてる、 佐々木一成(関内イノベーションイニシアティブ)

佐原のあした PROJECT

歴史的な町並みが残る千葉県佐原を舞台に、地域の様々な課題に対して、伝統や地域資源、ネットワーク、デジタル技術を組み合わせて、同じ志をもつ仲間たちとともに、これからのローカルビジネスを共創する実践型プログラムです。