【開催レポート】第1回 集え! 佐原のみらいを創る若き挑戦者たち!

第1回は「開校式」。

受講生たちが初めて集い、プログラムについてのオリエンテーションの他、千葉県東庄町で廃校を利用したコワーキングスペースを運営する一般社団法人オンラア未来会議代表理事・柳堀裕太さんをレクチャーゲストに招き、講演とワークを行いました。

冒頭では、講座事業の運営を務める、関内イノベーションイニシアティブ株式会社代表治田友香より、講座の目指すゴールや、それぞれの回においてどういった姿勢で取り組むべきか、オリエンテーションを行いました。


柳堀さんによる講演は、地域において無価値だと思われているものを見直し、新たな価値を掘り起こすことを基本コンセプトに様々な実践例を紹介。ご自身が運営をするコワーキングスペース、地域拠点である「トゥーノーイシデショウ」は旧東庄町立石出小学校を利活用した施設です。東庄町周辺地域の魅力を、自然や産業、スポーツ、都心や空港との立地を俯瞰しつつ、ストーリーで伝えることの意義などをお話しいただきました。


後半のワークでは、それぞれ違った背景を持つ参加者同士の交流を促すよう全員が15秒で自己紹介。その後グループに分かれて受講者同士それぞれ取り組みたい実践プランを発表しあったほか、「佐原のよいところを挙げてみよう」「自分のアイデアを実現するためにどんな人に仲間になってほしいか」などをテーマに活発な議論を行いました。


今回の参加メンバーの年齢は20代から60代。出身も地元の方や東京・横浜まで様々ですが、初回にワークショップの時間を充分にとったことによって、講座へのモチベーションがかなり上がったようです。また、受講生からは「オンラアの魅力が伝わり、誇りを持って活動されている姿が印象的でした」といった感想が寄せられました。これからの約3ケ月間の講座のよいスタートとなりました。



レポート作成:

あらいきよてる、 佐々木一成(関内イノベーションイニシアティブ)

佐原のあした PROJECT

歴史的な町並みが残る千葉県佐原を舞台に、地域の様々な課題に対して、伝統や地域資源、ネットワーク、デジタル技術を組み合わせて、同じ志をもつ仲間たちとともに、これからのローカルビジネスを共創する実践型プログラムです。