【開催レポート】第4回 事業プランの書き方

第4回のテーマは、「実践プランの書き方」

これまではインプットが主な内容の回でしたが、プログラムも折り返し地点ということで、アウトプットを意識したワークを取り入れた講座となりました。

前半は、映像ディレクターをしながら、佐原の隣町である東庄町でオンラア未来会議の代表理事としても活躍している、柳堀裕太さんによるレクチャー。

「課題や変化を捉える視点を体感する」と題して、オンラア未来会議の取り組みの紹介から、実践プランを構築するうえでの「課題発見」といった考え方など、オリジナル性のあるプラン構築をするうえでコアとなる部分についてお話しをして頂きました。

「やってみたい!が見つかって、やってみた!が得られる場と機会の創出」や、「『無価値の価値化』で、気軽に一歩を踏み出せる場と機会、応援し合えるコミュニティをうみだす」というコンセプトが、プロジェクトの受講生と同じ方向を向いていて、とても共感しました。

後半は、事務局より実際に実践プランを考え書き出してみるグループワークを行いました。

第2期の受賞者である増田さんの実践プランを参考事例として、項目や内容の整理の仕方や書き方についてレクチャーをした後、実際にワークシートに書き出してみるといった作業を行いました。

書き出し作業の後は、近しいテーマごとに5つのグループに別れたテーブルで、それぞれどういった内容を書き出したかを共有し、お互いに意見を出しあうグループディスカッションも行いました。

最後は、全員がディスカッションを通して整理した自身のプランをプチ発表を行いました。

ワークシートに実際に書き出してみるアウトプット作業、また、他者と共有を図るグループディスカッションとプチ発表をすることで、自身の実践プランをより具体的に自分ごととして考えることができ、次回の中間発表に向けた良い機会になったかと思います。


レポート作成:

佐々木一成(関内イノベーションイニシアティブ)

あらいきよてる(関内イノベーションイニシアティブ)

佐原のあした PROJECT

歴史的な町並みが残る千葉県佐原を舞台に、地域の様々な課題に対して、伝統や地域資源、ネットワーク、デジタル技術を組み合わせて、同じ志をもつ仲間たちとともに、これからのローカルビジネスを共創する実践型プログラムです。