【開催レポート】第2回 まちを知る① 佐原中心部編

第2回のテーマは「まちを知る①佐原中心部編」。ゲストに特定非営利活動法人佐原アカデミアの久保健治さんをお迎えし、講義を行いました。後半は、実際に佐原のまち歩きフィールドワークを実施しました。

久保さんからのレクチャーテーマは「まちを知る - 歴史をまちづくりに活かす」
佐原を事例として、現代につながる歴史的背景から地域特性を読み解き、地域ブランディングへ繋げていくヒントとしていく、といった内容の講義をして頂きました。

後半は、ナビゲーターのあらいより、まち歩きのポイントをレクチャー。その後、5つのグループに別れ、実際に佐原のまちへ繰り出しました。まち歩きでは、佐原出身者や在住者といった佐原上級者向けとビギナー向けの2種類のワークシートを用意し、それに見つけたもの、気付いたものなどを記入してもらいました。まち歩きから会場に戻ってきたら、それぞれグループごとに記入したワークシートの内容共有を行いました。

単に歴史を調べ遡るだけでなく、それを活かし現代生活や地域ブランディングへの示唆とするといった久保先生の講義は、これから地域で活動しようとする参加者にはうってつけの内容でした。また、その後のまち歩きでは、講義内容を裏付けるような地域資源を目の当たりにできるので、よりリアルに感じることができる一日になったかと思います。


レポート作成

佐々木一成(関内イノベーションイニシアティブ)

佐原のあした PROJECT

歴史的な町並みが残る千葉県佐原を舞台に、地域の様々な課題に対して、伝統や地域資源、ネットワーク、デジタル技術を組み合わせて、同じ志をもつ仲間たちとともに、これからのローカルビジネスを共創する実践型プログラムです。